~失敗をしても叱らない~でも説明をしましたが、
もし、不適切な場所で排泄を失敗してしまっても
絶対に叱ったり、大きな声を出さないで
静かに、冷静に排泄物を処理しましょう!
排泄物の処理に関しては、トイレを失敗してしまった場所についてしまった
排泄物の匂いを、完全に取り去る必要があります。
犬は自分の排泄物の匂いによって排泄が誘発されるため、
匂いが残っているとそこで排泄を繰り返してしまいます。
最近では、様々な消臭スプレーが販売されているので、
多くの飼い主さんは排泄物を取り除いた後に消臭スプレーを
吹きかけるといった対応を取ることが多いですが、
犬の嗅覚は人間のそれをはるかに上回り、人にとっては匂いが消えたように感じても、
犬が嗅ぎ取れる匂いが残ってしまい、
再び同じ場所で排泄の失敗を繰り返してしまうことがよくあります。
失敗した場合は、排泄物を取り去った後、食器用洗剤などで十分に洗浄し、
その上から消臭スプレーをかけることで十分に匂いを取り去ることができます。
また、
失敗を避ける環境づくり ~部屋の中の設定~
でも説明しましたが、カーペットや畳などはおしっこなどが染み込んでしまい
排泄物の匂いを完全に取り去ることが難しいため、残った匂いが排泄の失敗を再び
生じさせてしまいます。
そのため、可能であればトイレのしつけが完全にできるまでは、
カーペットや畳などの部屋で自由にさせることは避け、ワックスや
フロアマットなどを敷くなどといった滑り止め対策をした
部屋で過ごすことが望ましいでしょう。
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