次に、サークルの外の環境となる部屋の中の設定です。
トイレのしつけで重要なことは、子犬が排泄の失敗をしにくいように
対応してあげることです。
多くの飼い主さんは、サークルから子犬を出し部屋の中を自由に
させている際、ちょっと目を離した隙に排泄の失敗を
経験してしまいます。
そこで、子犬から目を離さなければならない時は
必ずサークルに戻すようにし、失敗を避ける対応をしましょう。
また、犬は土の上など柔らかいところで排泄をする習性があります。
そのため、サークルの外に出し部屋の中を自由にさせる際には、
クッション、足ふきマットなどトイレの失敗を誘発しやすい柔らかい
素材のものは床に置かず、子犬が近づけない場所に片付けましょう。
カーペットや畳などで繰り返し排泄の失敗をしてしまう相談を
受けることが多いですが、これらの素材は排泄物の匂いを完全に
取り去ることが難しいため、残った匂いが排泄の失敗を再び
生じさせてしまいます。
そのため、可能であればトイレのしつけが完全にできるまでは、
カーペットや畳などの部屋で自由にさせることは避け、ワックスや
フロアマットなどを敷くなどといった滑り止め対策をしたフローリング
の部屋で過ごすことが望ましいでしょう。
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