神奈川県相模原・町田・多摩・八王子スタディ・ドッグ・スクール

ドッグトレーナーのwan!ポイントアドバイス

飼い主の歩調に合わせて歩く練習をしよう!

ワクチンの接種が終われば、外に出て飼い主さんと一緒に
歩いて散歩をする機会が増えます。

しかし、散歩を始めたばかりの子犬にとって外の環境は
興味深いものばかりなので、飼い主さんを意識して
その歩調に合わせて歩くことは難しいです。

成長と共に落ち着いて歩けるようになる犬もいますが、
子犬の頃から「リードを引っ張る」、「拾い食いをする」
などといった行動を習慣化させてしまえば、特に大型犬など力の強い犬種では
成犬になってからの散歩が困難になり様々な問題に発展しかねません。

そのため、子犬の頃から飼い主の歩調に合わせて歩く練習はとても重要です!

①名前を呼ばれることに期待感を持つ練習をしよう!

散歩の際、飼い主さんの歩調に合わせて歩くように教えるためには、
様々な環境刺激よりも飼い主さんに対して期待感を持たせることが効果的です。

そのため、「名前を呼ばれることに期待感を持つ練習」を行うことで、
まずは飼い主に対して意識を高める練習を行うと良いでしょう!

②飼い主の動きに合わせる練習をしよう!

飼い主さんへの期待感が高まったら、次に飼い主さんの動きに
合わせる練習を行いましょう!

飼い主さんは子犬から一歩離れ、子犬が飼い主さんについてきたら
褒めながらご褒美を与えます。

このような練習を行うことで、子犬は飼い主さんの近くにいれば
ご褒美がもらえると学習し、飼い主さんの動きについてくるようになります。

練習を行う際は、一定の方向のみ離れるのではなく前後左右
様々な方向で練習をおこないましょう。

また、もし子犬がなかなか飼い主さんについてこないようであれば、
名前を呼んだり手に持ったご褒美を見せて
飼い主さんのもとへついてくるように誘導してみましょう。

③歩調を合わせて歩く練習をしよう!

飼い主さんの動きについてくるようになったら、
実際の散歩のように前に進み子犬がついてきたら
褒めながらご褒美を与える練習を行いましょう!

初めのうちは、一歩前に進み子犬がついてきたらご褒美を与えるようにし、
徐々に歩数を増やし子犬がついて来ることができる距離を伸ばしていきます。

④刺激の少ない場所で練習を行いましょう!

覚えていない行動を教える際には、成功回数を増やすことが
効率的な学習につながります。

特に子犬の頃は好奇心が旺盛なため、実際の散歩だけで
①~③の練習を行っても失敗する頻度が高く、なかなか学習が進みません。

そのため、まずは室内や家の敷地内などなるべく
刺激の少ないところで練習を続け、実際の散歩でも生かしていくようにしましょう。

子犬のしつけで困ったらこちら!

アーカイブ 全て見る
HOMEへ