誘発法を用いるためには、犬が飼い主さんの持っているご褒美についてこなければ、
目的の反応を作り出すことができません。
そのため、子犬の頃から飼い主さんが手に持っているご褒美を
追いかける練習をすると、誘発法による学習をスムーズに行うことができます。
また、食べ物を追いかけて食べる行為は、犬の持つ捕食行動を模倣し
本能的な欲求を持たすことができるため、誘発法を用いることで
コマンドトレーニングに対するモチベーションを高めることができます。
ご褒美の持ち方は、食べるときに犬の歯が手に当たらないように、
手のひらにご褒美を置き、親指で押さえながらあげた方が良いでしょう。
手に持ったご褒美を犬の鼻先に持っていき、手を動かしながら
犬が追いかけるように誘導し、犬が手についてきたら褒めながらご褒美を与えます。
※片方の手に持ったご褒美で犬が追いかけるように誘導し、
手についてきたら褒めながらご褒美を与えます。
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