子犬にとって、甘噛みをして遊ぶことは自然なことです。
そのため、飼い主さんが困らなくなるように
日頃から望ましい行動を子犬に教えてあげましょう!
①手からご褒美をあげる
人の手に甘噛みをする子犬は、人の手を噛んで遊ぶ対象と学習してしまっています。
そのため、
「飼い主にとって不適切な学習を予防しよう!」でも説明したように
手を使って遊ぶことを避けるのと同時に、手から食べ物をあげることを日頃から習慣づかせることで、
人の手は噛んで遊ぶ対象ではなく食べ物が出るところと認識し、甘噛みを減らすことが出来ます。
子犬の頃から、
「名前を呼んで飼い主さんに注目したら手からご褒美を与ええる」、
「名前を呼んで飼い主さんのもとに来たら手からご褒美を与える」
などのトレーニングを行っていけば、甘噛みを減らすだけでなく飼い主さんに対する
期待感も高まり、成犬になっても効率よくトレーニングを行うことができます。
②体を触らせる練習をする
飼い主さんが子犬の体を触ろうとした際、遊びと勘違いして甘噛みをしてくることがあります。
特に顔周りや口元などを触ることは子犬の甘噛みを誘発しやすいのですが、
子犬を抱き上げたり健康チェックをしたりする際には、子犬の体を触ることは避けられません。
そのため、日頃から片方の手でご褒美を与え、そのご褒美を食べることに意識している際に
反対の手で子犬の体を触ることを練習しましょう。
この際、体を撫でるときは子犬を興奮させないように優しく、静かに撫でるように心がけましょう!
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