私たちが暮らす日本も例外ではなく、現在、およそ1,000万頭と非常に多くの犬が家族の一員として飼育されるようになりました。その飼育頭数の多さはアメリカに次いで世界第2位を誇り、世界的に見ても日本人は非常に犬を好むことがわかります。
しかしその反面で、犬との関わりの歴史が浅く、急激に家族の一員として犬の飼育形態が変化した日本では、犬の問題行動(吠え、排泄、咬みつきなどの問題)や、行政機関に寄せられる苦情の増加など、犬の飼育に関して様々な問題が生じるようになりました。
これらの問題を改善していくためには、飼い主一人一人が愛犬に関する知識を持った上で適切な飼育としつけを行い、上手に犬との関係を築いていくことが重要となります。そして、犬を飼っていない人や犬が嫌いな人にも 配慮した飼育方法を飼い主一人一人が考え、犬好きの人だけでなく全ての人と犬が幸せに暮らすことの出来る社会を目指していくことで、人と犬が互いに幸せに暮らしていける社会を確立することができます。
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