みなさん、ワンちゃんの歯磨きはしていますか?
犬は基本的に虫歯にはならない動物です。
それは口の中に虫歯の菌がいないから。
ただ、
●顔をなめられたとき、口の匂いが気になる…
●歯を見てみると、茶色く汚れている…
など気になっている方は多いかと思います。
実は、これらは歯周病が原因かもしれません!
犬は虫歯にはなりませんが、歯周病はよくみられます。
6歳以上の犬で80%以上が歯周病になっているとも言われています。
歯周病を放っておくと、目の下から膿が破裂し穴が開いてしまったり、下あごを骨折していまうなど、
重篤化してしまうケースもあります。
歯周病を予防するためには、歯垢(しこう、=プラーク)を除去することが大切で、
その方法が歯磨きというわけです!
歯垢は細菌の集まり。これらを除去しないと、歯石となって硬くなり、歯の表面に固着します。
そうなってしまと、歯ブラシでは取り去ることができなくなってしまいます。
さらに歯垢は24時間~72時間で部分的に歯石となっていくと言われていますので要注意!
歯石が多量になってしまうと、全身麻酔をし、特別な器具ではぎ取るしかなくなってしまい、犬への負担も大きくなりますので、
毎日の歯磨きによる、歯垢の除去が必要になります!
<歯磨き始める方へのコツ!>
①できるだけ早い時期から始める!
子犬の時期からはじめると犬も当たり前のようになって、習慣づきやすいです。
②ちょっとずつ慣れさせる!
はじめは、指で口の中を触らせるようにするところから。だんだん歯ブラシを使って、磨く練習をしましょう。
美味しいペーストを使って、口の中に異物(歯ブラシ)が入っても嬉しいと思ってくれるようにすることが大切!
③やわらかい歯ブラシを選ぶ!
毛が硬い歯ブラシは嫌がりやすいです。また、毛が細い方が歯と歯茎の間に入り込んで磨けるので、お勧めです。
④優しく細かく磨く!
力を入れすぎないことが重要です。また細かく小刻みに磨いた方が効果的。
効率的な電動歯ブラシを使っているワンちゃんもいます(O)/
⑤食後に磨く!
食べかすなどが口の中に残っています。細菌が繁殖しないように予防するため、食後に磨いてあげるとよいでしょう。
ただ、歯磨きがちょっとでも出来たら、ご褒美をあげて褒めてあげましょう。
まずは、上手に磨けるようにすることがなにより大切なので、磨いてはご褒美を繰り返しましょう
これら以外にもポイントやコツはたくさんあります。
歯磨きの姿勢も飼い主さんとワンちゃんがやりやすければ、問題ないので、それぞれ違うと思います。
もし、
●歯磨きはしてあげたいけど、上手くいかない…
●どうやっていいのか方法がわからない…
そんなときは、一緒に練習しましょう!
ぜひお問い合わせください!
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ドッグトレーナー 鈴木
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