犬を飼っている皆様!
狂犬病予防接種はきちんと行いましたか?
狂犬病予防注射は、生後90日を超える全ての犬に毎年1回、
4~6月の間に接種することが
法律で定められております。
※子犬の場合、生後91日以降にすみやかに接種しますので、4-6月以外の場合もございます。
法律で定められていますので、守らなければ罰則があります。
20万円以下の罰金と定められているようです。
ただ、現在の日本で犬への接種率は7割ほどと言われており、全ての犬が接種されていない現状があります。
(※実質はもっと少ないのではないかと言われているようです…)
狂犬病は、発症すると致死率がほぼ100%、
そして、
犬だけではなく、人を含むすべての哺乳類がかかる大変恐ろしい感染症です。
現在、日本国内での発生はありませんが、日本周辺国を含む世界各国で発生しております。
世界では年間5万人ほどが狂犬病により無くなっているといわれています。
2020年6月15日には、フィリピンから来日した男性が狂犬病により亡くなってしまったという大変悲しいニュースがありました。
日本国内では14年ぶりに発症ということで、大きなニュースにもなりましたが、
男性はフィリピンで犬にかまれ、感染したといわれていました。
日本では検疫など、狂犬病を持ち込まないシステムもありますが、
今後、密輸などにより国内に広まってしまう可能性もゼロではありません。
「日本では発生していないから大丈夫だろう」という考えではなく、
飼い主一人一人が責任をもって、予防に取り組むことが大切です!
また、狂犬病予防接種済票、鑑札は首輪に装着!
ルールをみんなで守って、より良い犬との生活を作りましょうね!
ドッグトレーナー 鈴木