昨日、フジテレビで放映されている
生ホンネトークバラエティ 「バイキング」に
コメンテーターとして出演しました!
取り上げられたテーマは、先日より様々なメディアで取り上げられている
「京都で16歳のラブラドールへ虐待していた女性」
の内容についてでした。
今回は、理事を務めている日本ペットドッグトレーナーズ協会を代表して
トレーナーの立場として、今回の女性が行っていたことがしつけと言えるのかどうかを
コメントさせていただきました。
女性の言い分としては、虐待ではなくしつけの一環として行った
と主張していたのですが、番組でも取り上げられていたように
このラブラドールの子は16歳という高齢で、保護されてから
泌尿器系に様々な病気を抱えていたことから、しつけ云々出なく
介護や病気の治療を優先に行うことが先決でした。
トレーニングやしつけは、人の指示で犬の行動をコントロールする側面があるため
この気持ちが度を超えると、犬のことを無視した人よがりの対応になることもあります。
この女性も、いうことを聞かせることで頭がいっぱいになってしまい
このラブラドールの状態を見れなくなってしまったのかもしれません。
心ある愛護団体の方に保護され、今は一安心の状態ですが
今回の出来事は氷山の一角であり、自分たちの身近でも起こってていも
おかしくはないことかもしれません。
命があり、心のある、大切な家族の一員であるのだから
すべての飼い主さんが愛情を持った接し方やかかわり方をしてもらいたいです。
とにかく、今回の出演では有名な方々がたくさんいらっしゃったので
とっても緊張しましたが、僕自身もとっても貴重な時間を過ごさせていただき
犬の愛護について再考する機会をいただきました。