スタディ・ドッグ・スクールのパピークラスには、たくさんの犬たちが参加してくれていますし、
動物病院やペットショップなどでもパピークラスやパピーパーティが開かれるようになりましたね。
「犬のしつけは、小さいころから始める」という意識を持たれる飼い主さんが増えたのだなぁ。
いう実感があります。
成犬になった時に、他の犬や人に吠えかかる、噛み付いてしまうとならないようにするためには、
パピークラスや幼稚園での経験が、とても重要な要素になります。
しかし一方で、犬が警戒心を抱いくようになって、吠えるようになるのはいつからかご存知ですか??
それは、6~8ヶ月齢(雌犬だともっと先の場合もある)頃です。
つまり「ピンポン」の音に吠えるようになるものこの時期。
それは一体、何故でしょう??
答えは、ホルモンバランスの変化です。
6〜8ヶ月齢頃は、男性ホルモン、女性ホルモンの分泌量が増え
性成熟を迎える時期で、人でいうところの思春期に当たります。
みなさん、自分の思春期を思い出して下さい・・・。
・なんか分からないけど、イライラする。
・異性を意識して、格好を気にするようになる。
・性的なものに興味が出始める。
・同性同士の関係性を気にするようになり、目が合うと喧嘩に発展する。
などなど
犬でも同じようなことが起きます。
例えば、
・犬も異性や同性に対する意識を強く持つようになることで、匂い嗅ぎやマーキングを頻繁にするようになる。
・飼い主さんに呼ばれても、他のことが気になるあまり、人の方に来なくなる。
・警戒心が強くなり、家に近づく人や犬を追い払おうとする。
などなど・・・
パピークラスや幼稚園で、せっかく社会化トレーニングしたことが、この時期の経験で崩れてしまうのです・・・。
ですからパピークラスでのトレーニングを継続することと、成長相応のトレーニングが必要となります。
そこで、考えたのがジュニアクラス。
この時期の犬をきちんとコントロールする。
それだけではつまらないので、ゲームで楽しみながらコントロールするプログラムを考えました。
子犬の頃のトレーニングの重要性は浸透しました。
その次は、思春期の犬へのトレーニングをしっかりして、
過度な警戒心を持たない犬になるように、トレーニングを頑張りましょう!!
スタディ・ドッグ・スクール
ドッグトレーナー 長谷川
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