月曜日は、理事を務めさせていただいている
動物介在教育・療法学会(ASAET)が認定している
セラピーアニマル評価者の認定試験に行ってきました!
今回は、初めて評価者を目指す方の
試験監督を務めました。
現在では、
老人ホームなどで実施される「動物介在活動」
小学校などで実施される「動物介在教育」
医療の現場で実施される「動物介在療法」
などといった、犬を介在した活動が
様々な場所で行われるようになってきました。
もちろん、どんな犬でも参加できるわけではなく
適切な資質があり、十分なしつけがされていることが重要です。
そして、動物ばかりがに求めるのではなく
その動物を連れている人が、動物に配慮した適切な対応や
扱いができることも、動物の福祉を考慮するために必須となります。
しかし、日本はそれらの基準が明確ではなく
甘いな基準で参加してしまうことで、本来の目的とはかけ離れてしまったり
時には事故や動物の福祉が害されてしまうこともあります。
そこで、ASAETでは、参加する動物とその取扱いをする人(ハンドラー)
の基準を設け、その基準に満たしているかを評価する
セラピーアニマル評価者の資格を認定しています。
すでに評価者として認定されている人も、これから認定を受ける人も
十分なミーティングを行い、お互いの知識や情報共有をし
様々な状況での犬の適性や、ハンドラーがセラピー犬に
考慮した適切な扱い方や接し方ができているかを評価します。
セラピーの活動では、犬が何ができるかが主に問われるのではなく
対象者も犬も、参加者すべてが楽しめ、そして安全を確保した
実施が必要となります。
評価者が全国に広がり、素晴らしい活動が日本に定着すると
人も動物も良い幸せになれますね!