さてさて、だいぶ前に書いたアメリカの介助犬団体への留学記。
続きを久しぶりに書こうと思います。
※決して、ブログのネタに困ったわけではありませんよ!!(笑)
※以前のブログは、カテゴリーの海外体験記ご覧ください
常々思うのは、日本と海外では、
人と犬たちの関わり合いのベースが違うのだ、ということ。
『家族のように可愛がる』という根本は一緒かもしれませんが、
海外では、犬たちが自然と暮らしの中に入りこんでいます。
海辺でウェルカムパーティをしてくれたのですが、
特にリードをつけることもなく
(島だからかもね・・・)
犬がいるのは、ごくごく自然なのです。
ただし、犬たちも人の側にいれば、マナーが良い子になるのではなく、
犬のことを理解し、きちんとコントロール(しつけ)してくれる人がいるからこそ、
人と一緒にいることに安心し、こういった風景が自然になるのです。
日本で、身体障害者補助犬法が2002年に施行されて、14年が経ちますが、
未だに補助犬の入店やタクシーへ乗車拒否がニュースにあがってきます。
もちろん法律は大切ですが、それを生かすも殺すも人次第。
それより何より、犬を受け入れる社会になっていくことが、
補助犬の普及のためには不可欠なことです。
日本人と犬との関わり合いの歴史を話し始めてしまうと、と〜っても長くなってしまうので止めますが、
私たち日本人は、犬たちと1つ屋根の下で暮らすこと、彼らにしつけすることが、根本的に得意ではありません。
皆さんが犬たちと楽しく暮らし、そして、犬たちが社会の一員として受け入れてもらえるようにする。
日々、ドッグトレーナーをやりながら、僕たちの課題の1つだと考えています。
スタディ・ドッグ・スクールに通って、犬について学びましょう!!(笑)
SDS スタッフ 長谷川