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トレーニング 「待て」

梅雨時は人も犬も気分は下がり気味になりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

雨の日などは家の中で宝探しゲームでワンちゃんの気分転換もよいと思いますが、

今回はちょっと真面目に「待て」のトレーニングの話を少し。

先日、専門学校の1年生たちの実習の時、犬の扱いにも慣れてきたところで、

基本的なトレーニングに関して再確認テストをしたのですが、「待て」の項目に関して、

犬も人も良くできてきてはいるのですが、マテをかけるときに犬の目をじーっとみてコマンドをかけて

その後も、犬を見つめながら待たせていたので、「待て」のコマンドをかけたら目線を外すようにしてもらうと

学生の目線が外れると犬たちはソワソワしはじめて、床の臭いを嗅いだり、動いてしまったり待てなくなります。

普段の待てトレーニングで、目線が外れる状況で待つことを犬が経験していなかったり、

見られているときに待てばよいと理解していたりと、細かい話なのですが、待てというコマンドは

「解除されるまで体を動かさないこと」 と認識させてあげることが重要です。

学生たちもトレーニングを熱心に行ってきたこともあり、少し状況を変えるだけで失敗が続くので悔しかったらしく、

熱心に練習していました(^_^.) 今回も、動物を扱うということの難しさを犬たちから教えてもらえたと思います。

飼い主の皆様も、普段何気なく使っているコマンドを、靴ひもを結んでいるときに使ってみたり、

リビングなどで寝ころびながら言ってみたり、いつもと違う状況で使ってみると犬たちの新しい表情を見れるかもしれません。

SDSスタッフ 岡本

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