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ブログ 海外体験記 2ページ目

アメリカでの日々 黒ラブのFuji

ドッグランやシェルターやチャリティパーティなど、色々な場所での見学をしつつ、
自分自身にもService Dogの候補犬が与えられ、トレーニングをいよいよ開始です。

今回、候補犬として与えられたのは2頭で。うち1頭は、黒のラブラドール・レトリーバー。

↓候補犬になるべく、テストを受けている様子。
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留学先のSummit Assistance Dogs のSummitとは、山の頂という意味があり、
犬たちの多くは、沢山の山名から名付けられています。

そして今回、候補犬になった黒ラブに名前を付けて良いとのこと。
色々と候補に挙げたところ、日本で有名な『Fujiyama』ことFujiと命名されました。

やはりラブラドール・レトリーバー、小さくっても水に入っての回収作業は何のその。

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無事に立派なService Dogになれる日はくるのでしょうか?!



スタディドッグスクール
ドッグトレーナー 長谷川



アメリカでの日々 Charity Party

寄付活動が盛んなアメリカでは、

サービスドッグへの寄付金を、パーティーを開催して集めることがあります。

これだけの人が集まって、サービスドッグの活動について真剣に話を聞きます。
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こんな素敵な会場ですが、もちろん犬たちを入れてのパーティです。

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現役のサービスドッグだけでなく、

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社会化トレーニング中のパピーだって、小さい頃からこういった環境に慣らして行くんです。


今までのブログはこちらから。

スタディドッグスクール スタッフ 長谷川


アメリカでの日々 シェルターへ

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これは、アメリカで行ったシェルター(日本でいう動物保護センター)の1つ。
木造でとても可愛い作りになっています。
(※寄付金を集めて運営しているシェルターです。)

向かって左側は、ニャンコたちが自由に過ごして、新し飼い主さんを待っています。

僕が行った団体では、定期的にシェルターに行き、サービスドッグとして適正のあるワンコを探していました。

中に入ると、1ワンコにつき1部屋。

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写真がぶれて分かりにくいですが、手前のガラスには穴が空いていて、来た人の匂いがかげるようになっていました。

そして、奥の壁には外へと通じるゲートがあり、外で排泄することができます。
なんて至れり尽くせりな・・・。
でも、こういった緊張感の少ない環境で過ごしていた方が、そのコの本当の姿が出てきますからね。
家に帰ってから、『困ったなぁ〜』となりにくくなります。


SDS スタッフ 長谷川

過去のブログはこちら 
※ご紹介の中の内容は、2004年に留学した際の情報となっていますので、最新の情報ではないことを、予めご了承ください。


アメリカでの日々 ドッグラン体験

アメリカの介助犬団体への体験記。の続きです。

アメリカのドッグランは、とにかく広い!!

↓の写真はごく一部で、パノラマの様に一面がドッグランです。
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少し小道にそれると、
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アジリティ道具があり、遊び終わった犬たちは日陰で休憩です。
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ただ広いだけでなく、きちんと利用ルールがあります。
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攻撃的な犬は利用できないことや、声でのコントールが効くこと(呼び戻しができる)など、
他にも厳格なルールが決まっていましたよ。

中でも驚いたのは、上から4つめ。
・攻撃的なサインが見られた段階で、ドッグランから出て行くこと。
と、書いてあります。(つたない和訳で恐縮です!!)

日本のドッグランで、このルールを設けたとしても、どれだけの人が犬の表現(攻撃的なサイン)を理解するのだろう・・・。
と、ベースとなる知識の違いを感じてしまいます。

日本でも、良くよく犬のことを理解し、みんなで共通の知識と概念を持っていれば、
ドッグランに限らず、色々な場面でのトラブルが避けられるだろうなぁ、と思うのでした。


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話がドッグランになってしまいましたが、今回のドッグラン(ピクニック?)に来たのは、
既に介助犬のユーザーになった人との交流。フォローアップです。

やはり、定期的な情報交換の場を作ることで、介助犬となった後でも、
問題が起きた際の修正がつけられるのだそうです。


SDS スタッフ 長谷川




アメリカでの日々 まずはトレーニング見学

アメリカの介助犬団体への留学記。

さぁ、少しずつ介助犬の訓練を経験していきます。

まずは、トレーニングをしている現場見学から開始です。


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犬たちの移動は、もっぱら↑おっきなバンです。

バリケンが2〜3つほど置いてあり、その中にワンコが入りますが、
バリケンの上に乗りたがる犬も・・・。

一応、安全策のネットがしてありますが、乗せ方も自由の国らしい・・・

これは、室内での練習風景。
アシスタントドッグと分かるように、ジャケットを着させる練習です。
着させるといっても、犬が自分から頭を入れるように、トレーニングをします。

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この後は、近くのお店に行って、実践練習。

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普通に入っていきます・・・・。

許可とか取らなくで、大丈夫なのかなぁ。せめて一声かけた方がいいのでは? なんて心配していると・・・

お店に入っても「あぁ、トレーニングね」といった雰囲気で、注意を促す人とか嫌な顔をする人はいません。

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とても自然な感じで犬が受け入れられていることにビックリしました!!


続く・・・



SDS スタッフ 長谷川

アメリカでの日々 人と犬たちの関わり

さてさて、だいぶ前に書いたアメリカの介助犬団体への留学記。

続きを久しぶりに書こうと思います。
※決して、ブログのネタに困ったわけではありませんよ!!(笑)
※以前のブログは、カテゴリーの海外体験記ご覧ください


常々思うのは、日本と海外では、

人と犬たちの関わり合いのベースが違うのだ、ということ。

『家族のように可愛がる』という根本は一緒かもしれませんが、

海外では、犬たちが自然と暮らしの中に入りこんでいます。

海辺でウェルカムパーティをしてくれたのですが、
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特にリードをつけることもなく
(島だからかもね・・・)

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犬がいるのは、ごくごく自然なのです。

ただし、犬たちも人の側にいれば、マナーが良い子になるのではなく、
犬のことを理解し、きちんとコントロール(しつけ)してくれる人がいるからこそ、
人と一緒にいることに安心し、こういった風景が自然になるのです。


日本で、身体障害者補助犬法が2002年に施行されて、14年が経ちますが、
未だに補助犬の入店やタクシーへ乗車拒否がニュースにあがってきます。

もちろん法律は大切ですが、それを生かすも殺すも人次第。

それより何より、犬を受け入れる社会になっていくことが、
補助犬の普及のためには不可欠なことです。

日本人と犬との関わり合いの歴史を話し始めてしまうと、と〜っても長くなってしまうので止めますが、
私たち日本人は、犬たちと1つ屋根の下で暮らすこと、彼らにしつけすることが、根本的に得意ではありません。

皆さんが犬たちと楽しく暮らし、そして、犬たちが社会の一員として受け入れてもらえるようにする。
日々、ドッグトレーナーをやりながら、僕たちの課題の1つだと考えています。

スタディ・ドッグ・スクールに通って、犬について学びましょう!!(笑)

SDS スタッフ 長谷川



アメリカのでの日々〜到着後〜

少し前にかきました、アメリカの介助犬団体への留学記

今回は、その続きです。

アメリカについて早速見たのは、小学校での介助犬のデモンストレーション。

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介助犬のお仕事を紹介していました。 キッズも大人もみんな真剣でしたよ。

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当初、お世話になった団体の事務所は、guemes island という島にあったため、

いつも車ごとフェリーに乗って、陸から島へ、島から陸へと移動します。

↑の写真は、フェリー待ちの車の列です。

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(Google Map)
場所は、アメリカというよりカナダよりかな。

島に入り、程なくすると生活拠点に到着。

↓右奥に見える民家が事務所になっていて、その手前のゲストルームにお世話になりました。

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建物の裏手、坂を下りると・・・

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そして、建物が坂に建っているので、地下室がありまして・・・

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犬・犬・犬(笑)

やはりラブラドールレトリーバー か、ゴールデンレトリーバーが多かったです。

そして、犬と散歩に行くと・・・

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すぐに海!!(笑)

たまに遠くの方を、シャチが泳いでいることも・・・。




続く

SDS スタッフ 長谷川

アメリカでの日々〜出発前〜

かれこれ11年前、
(そんなに経つんですね・・・)

アメリカの介助犬団体に留学しておりました。

私が留学したのは、Summit Assistance Dogs という団体で、

何度か介助犬を連れて来日されたスーザン・ダンカン女史のご紹介で行くことができました。

さらに、留学できたのは当時、住友生命が行った事業で、

アシスタントドッグ育成支援事業の奨学生制度のおかげです。

とても貴重な体験ができました。この場を借りて、お礼申し上げあげます。


さて、出発前の様子から・・・

若かりし頃の私 長谷川

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※ちょっと恥ずかしいのでハートつき♡

いやー若い!!(笑)
髪の毛モジャモジャ・・・

そして、介助犬の候補犬達

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ラブラドールやゴールデン、ラブラドゥードルもいました。

さぁ、アメリカでの生活スタートです!!



これから、海外体験記を少しずつアップするので、
おヒマなときにお付き合いくださいね。


SDS  スタッフ 長谷川



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